2002　北京の旅　動物園

早くも最終日。２泊３日をかなり有意義に動けた。今日も午後一くらいまでは
余裕があるので、どこに行こうかと悩んだが結局動物園に行くことにした。
もう一度パンダを再確認して自らといかに似ているか自覚するのである。

ホテル近くのお店で朝ご飯を食べに行く。途中で再開発途中の場所を見つけた。
ひろーい敷地に一軒だけ残された家。例えば成田空港の反対農家とか意識して
しまうのだけど、やっぱりなんか割り切れないものを感じる。
一人一人にその人なりのドラマがあって、再開発の一言ではくくれないいろいろな
要素があって今があるってことですよね。

朝ご飯は昔も食べていた豆漿（豆乳）と油条（揚げパン）を食べに永和豆漿に。台北県永和市が発祥というこのお店は今は中国大陸にもチェーン展開していて結構おいしい。
ただ淡々と食べるものであるのだが（だって豆乳と揚げパンだもん）これがうまいんだよなあ、不思議に。

動物園。別に世界中どこにでもあるし、どこでも同じようなもんなんですけどね・・・
結局のところ中国の動物園の”ウリ”はパンダと動物愛護団体から批判間違いなしのアトラクションということになりますな。（以前済南の動物園でライオンの草食動物の追い方を実地で見させていただきました。。。強烈だ）

まずは入るとお土産屋が。さすが商売上手だ。それにしても中国のパンダ感と
日本のパンダ感がいつもかなり違うことに驚かされる。ぬいぐるみなのになんで
あんなクマの化け物みたいなのとか作ってしまうのだろうか？（考えてみると
それはヨーロッパやアメリカのぬいぐるみ感とはいえそうだが）
今回の大ヒット作は→のパンダ。
あと胎児の写真がある絵葉書とかはよかったなあ。

下に一応そのとき撮った写真を載せましたが・・・見事にみんな寝てます。
実は起きているのもいたのですが、それは檻の中だったので写真に撮れ
なかったのです・・・

慌ててタクシーに乗って西単へ、そこからリムジンバスに乗り換えました。
僕の北京最後の景色はすでになくなった胡同の跡地、その隣のブロックに立つ高層ビルでした。上海と比べればまだまだスピードも遅く、やはり首都としての感覚を残した開発のように思えます。やっぱりなんか垢抜けない北京のほうが僕は好きだな・・・