なんか不思議なロゴを使ってしまった。

さて、今回もサハリンなどの時と同じようにいきなりなんとなく旅先は決まっていった。元々は夏休みが順調にとれそうだという確信をもてたときにネットサーフィンをしながら（特に仕事中。仕事中に仕事のふりして検索するととても快調に探すことができる）候補をいろいろ考えていった。
まず第一候補はアイスランドであった。実際にアイスランド航空が作っているアイスランド観光本まで取り寄せたが、旅行代金を計算するととてつもなく高くなりそうだったので（グリーンランドも行こうとしたのだが、こんなの入れると中国7〜8往復できる勢いになる）断念。せっかく暑い夏に涼しいところにと思ったのに・・・

それから僕の迷走が始まった。値段が高すぎるのはちょっと・・・でもあまり誰も行った事がないようなところで、それでいてあまり移動がしんどくなくて、ＨＰのネタになって（！）・・・
いくつか平行していくなかからケニアになったのは、単純にメールを旅行社に送ってみて反応がよかったからである。そのよかった旅行社というのがtekko tours さんでした。ケニアというかアフリカというと○○○という旅行社もやはりあるのだが、サハリンの時と同様に、どうしてその有名どころの担当者と僕は相性が悪いのか。またぞんざいな態度だったので、そこには絶対頼らんとなった。いや、実にtekkoさんのＳさん（現地でお会いしました）のメールでの対応がよくってそれでケニアに決めたようなもんだという・・・また、いいかげん。

それでなんとなく気分はサファリになったのだが、困ったことにケニアという所は日本から直行便がない。以前その○○○からいろいろ情報を頂いてはいたのだが、ツアーにしないととても面倒くさい。
で、結局現地のアテンドは旅行社さんにお任せして（ホテルの予約も英語が分かればなんてことはないのだが）、エアチケットは自分でなんとかすることになった。

ただ、そのなんとかで実はめちゃめちゃ苦労するのである。先ほど書いたようにケニアのナイロビに行くにはいろいろなルートがあるが、すべてどこかを経由する。一番安いのはエアインディアのムンバイ（昔のボンベイ）経由というもの。ところが、このエアインディアを含めて殆どの便が毎日は飛んでいないのである。そうするとじんしゃんのお休み期間に丁度フィットする航空会社がほとんどない・・・焦ったね。現地で何するかは決まっているのに（予約が入っているのに）エアチケットがとれないの。そのエアインディアはバンコクから先が取れずに沈没（そう、バンコクが夏はネックになるようだ）、バンコクと香港のＨＩＳにも打診をかけ、とにかくチケット〜〜〜

最悪、メチャ高いヨーロッパ経由便（あ、その中で格安のＫＬＭ、アムステルダム経由はもちろん休みの日程に合いませんでした）を選択しかけたその時！ありました、チケット！香港から朗報が届きました（ちなみにこの数日はずっと仕事にならず）

え？ガルフエアー？なんやそれ？
いや、旅行に携わる人や真のバックパッカーなら有名かもしれないけどさ、普通日本から発着してない飛行機会社のことなんかわからんでしょ？で、ガルフエアーなのだが、これしかないので考える余地はなかったのだが、一応調べてみると・・・

バーレーンに本社があり、バーレーン、アブダビ、カタール、オマーンが共同出資して設立した航空会社

アブダビが出資したというのがちょっと？？なのだが、ＵＡＥ（アラブ首長国連邦）って連合国家だからこういう事になるのね？ちなみにドバイが出資しているのが関空にも飛んでいる、エミレーツ航空ということになる。どうも中東内でのポジションはＡＮＡというよりはJAS的なノリらしい。

ちなみにマイレージについても期待していたのだが、提携しているのがオマーン航空。しゃあないと思ったら・・おお、ヴァージンアトランティックもOKだ。マイル振替よっと。もっともヴァージン乗ることなんて今後一切ないけど。

ちなみに行き帰り両方ともおよそ２４時間の旅（飛行時間は１８〜１９時間）となりました。なんだよ、アイスランドより遠いじゃん。もう決めたことは戻りはしない・・・

そんなこんなでようやくチケット受けとりまで完全に完了したのは（なんせ外貨送金や香港HISとのやりとりも全部含まれているので）出発前日のことでした。よく間に合ったのう。

ということで、表紙のページを見ていただくとその苦労の跡がしのばれるすばらしい日程があります。。。これを作るのに旅行社の方をどれだけ困らせたことか。。。で、そのわがままの結実が給料１ヶ月半分という金額に現れたのであった。では本文行きましょうか？

サファリの車の目の前に来た象。なぎ倒されることもあるらしい

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