最終章　さらば四国と言おう

乗った特急あしずり。結構快適だった。

日程的には結構苦しいかなと思ったが、僕が高知で唯一名前と雰囲気が分かるところ、四万十川に行きたいと思った。
四万十遊覧なるものがあり、ここにある舟母船というのに乗ってみることにした。WEBから予約できるのはうれしい。

かつおたたき弁当。これが意外にヒットだった。

結構早起きしないと間に合わない（飛行機は5時なのだ）チェックアウトして高知駅まで行って、切符買ってコインロッカーに荷物ぶちこんで、朝飯買って、新聞買って・・・相変わらず落ち着かない旅行だな。

アンパンマン列車、作者が高知出身だからだ。それと中村駅

中村駅に着くと・・どうすりゃいいねん。地図によると結構遠そうなのでタクシーを使うことにした。なんにしても交通手段が「車で15分」。それ以外書いていないのだから・・
タクシーに乗ると気のいいおっちゃんでいろいろ話し掛けてくる（この辺もなんかノリが中国っぽい）。東京からわざわざ四万十川を見にここまできたんですとちょっとウソをついたところ（もちろん高知来るならここへ行きたかったのは事実だが、まあウソも方便じゃ）おっちゃん大乗り気で新聞のスクラップなども見せてくれる。でもこれらのおかげでずいぶんいろいろ教えてもらった。

走って行くと四万十川が見えた。ここだけ場所が違う。なにか切り取って独立したもののようだ。車に乗っていると土手の脇にある建物が確かに見えるのだが、四万十川に目を移すとそれが意識からなくなってしまうようだ。

そのあとはずっと土手沿いに走って行く。なるほど、これではタクシーで正解だった。タクシーのおっちゃんもレンタカー、レンタサイクル以外は方法がないと言う。ギリギリの時間だからこれで・・でも高かった。往復で3000円だもん。

発着場が見えてきた。うれしいことにタクシーのおっちゃんは帰りも待ってくれるという。安心して（そうでなかったら駅までどれくらいかかることやら）乗ることにする。ちなみに客はたったの4人だった。

タクシーのおっちゃん。地方のタクシーらしくいろいろ説明してくれた

昭和の途中まで使っていた船を復刻させたこの舟母船。今は観光でだけ動かしているのだが、正直なところこれだけでは赤字なんですって（観光船が他にあるので・・たしかにこの人数しか乗れないんじゃ赤にもなる）だからもっとPRが必要でHP作成したりしているそうな、ということで皆さん興味あったら乗ってください。

脱サラでこの仕事を始めた案内の兄ちゃん。なかなかええ男。

とりあえずきれいで澄んでいて空気が心地よくて・・・特に書くことはありません。写真でご覧ください。

船は途中の中州で止まって折り返す。全部で1時間半の工程です。とても時間が経つのが早く感じられました。

上のほうの枝にビニール袋やごみが引っかかっている。増水するとかなりの高さまで上がるそうです。

戻ってきてからまたおっちゃんのタクシーで移動。駅に戻る前にうまい鮎食わしてくれるところがないか聞いたところ駅のすぐ近くのホテルの２Fにあるところが安くてうまいというのでそこに行ってみた。食事をする時間はあった。

四万十のうなぎとあゆ

鰻と鮎を食べることにした。やっぱり四万十川といったら鮎でしょう。時価とあるので聞いてみると基本は1,200円で大きくなると高いのだが、1,200円ので十分おいしいという。ではそれで。

食してみる・・・うん、んまい！さっぱりして白身の魚のよさですねえ。これでも東京で食べると数倍するんだろうと思いむさぼる。うなぎもとても身が締まっていてこんなんなかなか東京ではよう食えん。中国産は申し訳ないが勝負にならんな。
これでたったの2,700円。いやあ贅沢贅沢。中村に来たかいがあったというものだ。

中村駅前にあったお店にあった海苔アイス。風味はあるが特に味はそんな変ではない。

さて、最後。ここでお土産買いました。なんちゅうか”地方”を感じました

四国をかなり満喫できました。うどんはまた行きたいです。行きたいんです！！でも高知キャンプは2月しかないし、他にくっつける場所は・・・四国のすばらしさを他にも教えてもらえればすぐ行きたい。それでうどんとくっつけて・・・

おまけ

会社の近くにあるうどん屋なんですけど、ここがとにかくうまい！さぬきうどんとタメがはれるくらいのうどんのうまさを味わえます。いつも行列ができるくらい混んでいますが、カウンターだけという問題もさることながらおばちゃんがゆっくり仕事をされるので（笑）

蛎殻亭　地下鉄水天宮前から歩いて1分。富士銀行の正面にひっそりとあります。
僕はこの天丼セット700円がすき。他に卵丼とかあります、そばもあります。

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