第一日目 成田→ソウル→テグ→ウルサン(準々決勝 ドイツ対アメリカ)→プサン





空港にてYさんと待ち合わせ。カウンターでチケットを渡すとどっかで見た顔が・・・あれ?人材派遣会社に就職したはずの大学の後輩K山が・・・転職したらしい
「周さんなにしてるんですか〜(大学の後輩からはこう呼ばれる)」
「いや、ワールドカップ見にね」
「うらやましいですね〜・・・あのビザはどこにあるんですか?」
「韓国行くのにビザいるんだっけ??」
あ、いけな〜い、周さんのことだから中国に行くんだとばっかり〜♪

やっぱりK山はK山だった。


入国審査W杯期間の特例で成田で入国の簡易審査が受けられる


飛行機でほんの2時間足らずなので機内食もたいしたものが出ず、かなりフラストレーションがたまる。逆にいうと国内線と同じ感覚でいけるところが韓国というところなんですね。


インチョン空港ビビンパ
空港近くは撮影禁止と言われていたような・・・右は第一食目のビビンバ


空港について何とか3人目のHさん(上海で駐在員をしております)とも合流して出発。まずは国内線発着空港の金浦に行かねば。で、タクシーに乗る。タクシーの方がもちろんバスより高いのだが、3人だし、なんといっても時間優先のお大尽。
タクシーの運ちゃんが陽気な人で(どうも韓国のタクシーは全体的にそうらしいですが)言葉も通じないのに片言の英語とかでコミュニケーションを取ってくる。でも彼のおかげで結構いろいろな基本情報を手に入れることはできた。

国内線空港に着いて時間があったので食事をとることに。しかしよく見れば日本人の多いこと多いこと。またそのメンバーがみんなして韓国語がわからないものだからまごついている。

どうにかこうにかビビンバを注文する(というかわかる言葉がそれしかない)。出てきたものは・・ま、日本と同じもんだよな。味もそんな大きく変わるものではなく(当たり前だ、混ぜご飯なのだから)拍子抜け。

ただ、スープが冷たいのは韓国では標準なんでしょうか?キンキンに冷えてました・・・



空港にミニストップがあった。品揃えは似ているけど雑誌がおいていないミニストップ店内の陳列棚


テグまでは国内線で飛んで、そこからバス移動というのが僕らのウルトラCでした。だって他の方法のチケットがみんな売り切れているんだもん・・結果的に言うとまんまと的中。Yさんえらい!!

また、国内線空港からバス乗り場までタクシーで移動(それにしても外の風景がまるっきり日本と同じで驚いた)、バスはひっきりなしにでているようなので安心した。
さすがにこのルートを取る日本人は少ないらしく人もまばら。


テグのバス乗り場バス乗り場の待つところ本、雑誌売り場


バスに乗ること2時間弱でウルサンに到着(すでに家を出てから10時間・・すでに3人とも移動でへとへとに)
この街、テグよりよっぽど大きく、逆に韓国の都市はソウルに一極集中していて他の町はそれほど大きくないというイメージがあったのだが、そんなことはないという思いを強くした。


ウルサンに到着第一サポーター発見第一サポーター発見!アメリカサポーター、泣けるよなあ・・・


上の写真はシャトルバス乗り場なのだが、当然我々はタクシーで移動である。スタジアム前は結構前なのにすでにたくさんの人がいた。


ウルサンのスタジアムスタジアムの中。座席がピッチに近くてすばらしいです


スタジアムは町の郊外にあった。とてもきれいなスタジアムで結構感動した。日本のスタジアムよりはサッカー好きな人ががんばって作ったんだろうなあ。観客席とピッチがすごい近くてちょっとくらいはなれたところから見ていても全然違和感がない。こういうスタジアムは日本では効率とかなんとかでダメなんだろうなあ。でも人の気持ちを考慮に入れてないハコ物つくりの方が絶対失敗するで。


プレスリー。こいつ、YahooのW杯公式サイトにもでていたかわいい〜〜〜ペインティング。ボランティアだそうです


スタジアムの周りでは書各種イベントが行われ、また各国のコスプレやオモロイ人が大集合していた。こういうのが大好きなじんしゃんは大喜びで写真を撮っていたが、とりわけ女性がねえ・・・いやあ、よく韓国女性が整形が多いとか気が強いとか言われますが、目の保養には関係なし
ドイツ対アメリカということもありでっかいおっさんが仮装して練り歩く姿は結構怖いものがあった。


高校生がたくさん。もちろん空席を埋めるために動員されたのですスタジアムの周りが面白い!


練習から眺めていましたが、やっぱりこのスタジアムはとても見やすく設定されています。ただ通路の目の前の列だったので人通りでしょっちゅう目の前がさえぎられてしまう・・・


カーン様 その1カーン様 その2
スタジアムにはカーンが!はっきり言ってカーン以外アメリカもドイツもほとんど選手知らん



準々決勝

ドイツ 対 アメリカ (蔚山ムンス サッカー競技場 6/21 20:30 Kick off)


両国入場
このシーンは何度見ても感動しますね。


kick off試合途中試合終了。ドイツ勝利!!
試合の様子はまあ、いいでしょ。ドイツが勝った。華はないけどいい試合でした、実際は。


試合中、とても許せない事がいくつかあった。すでにマスコミなどでも指摘されていることであるが、試合展開にかかわらず行われるWAVEの嵐と「デーハミングッ(大韓民国)」の大合唱。これほど他国に敬意を払えない国を間近でみせられてしまい、結構絶句している日本人が多くいた。
少なくともサッカーを普通に好きで常識的な判断力を持った人ならこの日の韓国人を見たらとても気持ちの悪いものを感じたと思う。もちろん自国を愛して違う国との対戦で汚い言葉を吐いたり、見下した発言をする人は多くいる。
しかし、第三国の試合で自国の応援を始めるというのは始めてみた。本当に他国のことなどどうでもいいのだろうか、韓国は?


アホな観客
そのWAVEを始めていたところ。だんだん波が続かなくなったのでやめていたが(日本人の一帯があほらしくてやらなかったため。


 

夜のプサンおでん屋オンドル部屋


試合後は即座にタクシーでプサンに直接移動した。これも結果的には正解。12時くらいになったがなんとか予約していたホテルに着くことができた(この辺、日本よりアバウトで助かる。誘導とかもなにもなく、適当にタクシーがたむろっているところまで移動した)おお、ホテルの部屋がオンドル部屋だ。

この後、晩御飯を求めて徘徊する。すでに時間が夜の1時過ぎなのであまり開いていない上に言葉は通じない、みんな好き勝手話すで(笑)
結局そこいらのお店に適当に入った。


陽気なおねえちゃん初日の晩御飯なんかの鳥鍋


もちろん言葉が通じないので悪戦苦闘。僕の成田で買った指差し韓国語会話辞典がフル回転してなんとか上の鳥鍋を食べることができた(それにしてもみんな好き嫌いとか好みがばらばらでメニュー1つでずいぶん時間がかかってしまった)
このおねーちゃんが陽気な人でいろいろかまってくれるのであるが、やっぱり言葉が通じないので苦しい・・・だいたい水ひとつ頼むのにもすごい時間がかかる。やっぱり言葉って大事やねえ。食事はすごぶるおいしかったです。

結局部屋に戻って今日の試合の再放送を見ているうちに・・・落ちた。